sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

タ・マニネ / ワニを素手でつかまえる方法 @PARCO劇場

見てまいりました。

いやぁ、おもしろかったです。

ここがおもしろかった!というのがとても難しい内容でした。ストーリーも分かったような分からなかったような。でも訳わかんないわけでもなく。随所にとっても個人的なことを思い出してしまうようなセリフがさりげな〜くちりばめられていて、笑えたり、しんみりしてみたり(色々個人的なことを考えてしまったからストーリーについてうまく説明できないのかもな)。
岩松さんの舞台は初めてです。来月も岩松さん関連の舞台を見に行くのですが、俄然楽しみになりました。

良々は相変わらずサイコーでした。「ついつい彼ばっかりみちゃう」北島マヤっぷりをいかんなく発揮。一緒に行った友達もそう言っていたので(多分)欲目じゃないぜ。しっかり「恋する幼虫」のチラシも入ってた……。新宿近くに住む友人といったので宿泊をネゴってみた。
後のカーテンコールのときに小林薫さんも仰ってましたが、ホントに"豪華オールキャスト"でございました。

お芝居の舞台が「ホテル」だったので昨年見たNYLON 100℃「ハルディン・ホテル」と少しダブったり。

以下、詳細をぽつぽつと(ネタバレしてます)

  • 最も"らしい"カンジだったのが「背中かゆい」の良々&田中哲司さん。あのテンポはうまいよなぁ。
  • 田中哲司さんは昨年観劇した「欲望という名の電車」以来。はっきり言おう。好みだ。そしてパンツの丈と素足ワナビーが微妙。
  • 緒川たまきさんは終始かわいく素敵。2つ目の衣装(シンプルなツーピース)が特に。
  • 徳井優さん。サカイのイメージしかなかったので最初徳井さんだと気づかずにしばらく見てました。不覚。

パンフレットは買って損はないです。遠足のしおりのようなつくりをしてますが、「キャストのリレー形式のコメント」「練習風景(モノクロ)」「第1幕の初回脚本」「ワニ小説」がついてます。単に読み物としても面白かったです。


また、舞台で使用していたIDEEの椅子へのオークションが開催されるようでした。あの椅子いいなぁと思っていたらそういうことでしたのですね。