sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

北海道旅行2日目

あたらしい朝です!
岡村ちゃんをがっつりひきずりながら、1日中動物園を満喫するよ!て寝不足の目をこすりながら札幌駅にたどりついて「スーパーカムイスーパーカムイ」とJRの掲示を眺めると、乗る予定の電車が表示されてない。あれ?としばしたたずんでたら聞こえてきた「運休」の言葉。思い出す「雪 最高気温−8℃」の天気予報。どうやら20年ぶりとかのドカ雪が降っていたようです。旭川-札幌間の地域で。動物園の開園時刻に間に合うには、運休になった電車かその次の電車に乗らなくちゃだったのと、もしか乗れたとしても、「帰れる?」て心配しながらの動物園になってしまいそうだったので、即座にみどりの窓口に出向いて明日に振り替えてもらいました。天気予報では大雪は今日だけだったし。

そして朝8時にしてフリーになってしまったわけで。今から行ってもどこも開いてないかなと思いながら小樽へゴー。

かけつけ運河!

ロマンチックですなー。土手のところはカポーのサインだらけじゃけ。

写真撮影スポットについてみたら、次々にカポーにカメラを手渡されました。カメラマンちゃう。

六花亭

歩き疲れて2階で食べられるアイスを。雪国で。

アイス買うとコーヒーただなのです。すばらしい!
北菓楼とルタオと並んでるんですが、断然六花亭がすきなんだなーって実感。

政寿司

お店の前を2,3回うろちょろしたのち、意を決して回らないお寿司を奮発しました。

このボタンえびのおいしさといったら!

喫茶 光

朝、アーケードの中のまだ開いていないお店の場所を確認して、運河散歩してから再度チャレンジ。無事開いてました。

お店の中は撮影禁止とのことでした。
薄暗い店内は古き良き昔ながらの喫茶店、というカンジ。ちょっと他とは違うのは、たーくさんのアンティーク小物が飾ってあること。店のはしから順に視線を動かしていくと、いかにも古びたステンドグラス風のランプであるとか、壁にかかった振り子時計が目につきます。トイレもおもしろかった。2段階なの。扉を入ると靴脱ぎ場があって、スリッパに履き替え。カーペットの上を歩いて女子トイレの扉を開けると、さらに履き替え用のスリッパがあって。鏡は円形のロココ調、蛇口の形状もかわいいかわいい。

ブレンドをオーダーしたら、お店特製らしきカステラがついてきました。薄暗い照明の中、キラキラ反射するアンティーク小物のガラスのやわらかい光を眺めながらいただいた珈琲がまたおいしいの。なんだこれは、完璧じゃんか。

興奮して思わず下品な豆の買い方をしました。仕入れですか、って勢い。豆は「光ブレンド(だったかな)」と「ソフト」の2種類。このブレンドの方、ちょっぴりお高めだったけど、おいしくて、近所にあったらメインの珈琲にしたいと思ったくらいでした。

外に出たらさっきまで太陽がさんさんと照っていたのにものすごふぶいてました。ニットキャップをかぶって、徒歩5分くらいの小樽駅まで雪をかぶりながらの徒歩。駅について帽子をとったら雪がこんもりと積もっていたのだけど、ぶんってしたら一振りで全部落ちた。さすが北海道のさらさら雪だなー。
帰りの電車は向き合って座るタイプの席に座って、Lampの「冷ややかな情景」「最終列車は25時」を聴きながらかもめの飛ぶ雪の海を眺めました。なんだこのステキさ。

森彦

しっかり調べていったつもりなのに、駅から出た瞬間にどちらに歩き出せばいいのか分からないという悲しき方向音痴。地図だけみてても細くて目印のない道を歩くっぽい。小樽ほどではないけどそれなりに雪が降ってる夜。気がつけば逆方面に向かって歩いていて何度も同じところを歩き回りました。
試される大地。

たどりついたらくそおしゃれなお店でした。
概観。

2回からのながめ。くそしゃれてる。

テーブル横。やっぱしゃれてる。

本店にしかないという「森の雫ブレンドとチーズスフレケーキ。

森の雫」はモカベースぽくて苦味の中にもさっぱり感があるし、チーズスフレも軽くてさっぱり。
んもう、味までしゃれてる!

そして店員さんも「甘さ控えめゆうこりん」てカンジのかわいさだったの。なんだここ!通販で買ってただけだからこんなにくそおしゃれだと思ってなかった!
……たのしいね、くそおしゃれも*1

*1:くそおしゃれな空間って、「その空間にいる自分」をどうやってその空間になじませようかとしばらくクネクネしちゃうの