sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

とらやパリ祭:ポワラーヌのパン

29日にカカオエット・パリのケーキを買って、エスカレータに向かったところに、とらやパリ店30周年記念のブースができてました。そこで「ふむふむ」と眺めならが、ブースの裏手に回ったところで大事件発生!


なんと、ポワラーヌのパンが!あのどでかいカンパーニュがディスプレイされておる!
http://www.poilane.fr/index.php?lang=en

ポワラーヌはパリ、サンジェルマン・デ・プレ近く、Cherche-Midi(シェルシェ・ミディ)通りにある有名なパン屋さん。わたしがパリにいったときは、サンジェルマン・デ・プレでラデュレピエール・エルメのおやつを眺め、ドゥマゴかフロールでセレブなお茶をして、ジョセフ、イルビゾンテを始めとするお洋服散策をするというのが楽しみなんです*1。そこでかかせないのがポワラーヌをおとずれるということ。ビゾンテがすごく近いんですよね。

パリ在住の人のおうちにやっかいになっていても、それでも1つ丸ごと買うのははばかられる巨大なカンパーニュ。小さくカットしてもらって、ハーブでいためたお肉やチーズ、サラダと一緒にいただく朝ごはんはほんとうに幸せなんですよー。

そんなポワラーヌが!いつの間にか!日本の代理店がとらやになっていたそうなんですよ!
18時頃に訪れて、さすがにカンパーニュは売り切れ。パン・オ・ノアだけ残っていたのでさっくりと入手してきました。しかし通常の食パン1山より半周りくらいは大きいかな、という小ぶりなサイズで1500円弱。空輸してきているだけあってお高い。

じゃん。

じゃじゃん!

ナイフを入れたとたんにパンそのものの香りとともに香ばしい胡桃の香りもしてきました。我慢できずにスライスを口にしたら、しっとりしたパンの中に、パンに皮だけひっついて、思いっきりはずれちゃってるじゃないですか!てくらいの大粒の胡桃がボリボリっとします。U☆MA☆I☆ ちょっぴりお金の味もするー(セレブになれない)(お高さを忘れられない)!


日を改めて訪れた今日、ついにお目当てのカンパーニュを入手!

大きい!

切ないけれど比較対象によいのでヤツをお隣においてみました。大きいでしょう。これで1/4なのです。

スライスしたり冷凍したりせず、なるべく大きな塊の状態で保存してすぐに食べたほうがよいとのことなので、
良い目のチーズを購入して夢のような朝ごはんにしてみたり、

とらやカフェの限定ランチのタルティーヌを真似っこしたサンドイッチをお弁当にしてみたり(猫付き)。

そんなことしてたらほんの数日で食べきってしまいました。
軽くトーストしたカンパーニュは、ほんのりとした酸味がチーズや野菜のマリネ、それからポトフ!にものすごくあうんです。そのちょっとだけ感じる癖がポワラーヌの魅力。ひとくちごとにじんわりしみだしてくるうまみにとろけました。たまにしかめぐり合えない*2からこその贅沢気分を満喫しちゃいましたー。

そうそう、初日は売り切れちゃったカンパーニュのところに試食でおいてあったポワラーヌのクッキー、すごくおいしくて、パン・オ。ノアを包んでもらっている間に試食だってのに2枚もモグモグしてきたんですけど、2回目はカンパーニュにテンションあがってすっかり購入を忘れてしまってギギギギ……、となってました。でも前回クッキーが置いてあった場所にとらやグッズがおいてあって、ディスプレイされてなかったような気がするんですけどねぇー?どうだったのでしょう。クッキーもベーキングパウダーの酸味がほんのり香る素朴なタイプでついついつまんじゃうステキクオリティなんですよ。

*1:うわ、ミーハー

*2:多分、常時出店してくれてもそのお値段からたまにしか買えない