sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

博多水炊き 銀獅子

http://r.gnavi.co.jp/g209207/?no=

おともだちのお誕生日パーリー。お鍋をリクエストしてもらってたので、以前行った「華膳」にしよっかなーて、ヤホーで「渋谷 水炊き」で調べたらこちらが先に出てきたのでチャレンジしてみたのでした。

そしたらこれが、ぅんっっっっごいおいしかったの。


お通し。鴨肉やらカボチャにナッツが練りこまれてちょっぴりシナモン風味が感じられるのんやら。しょっぱなからおいしい。


レバ刺し。今まで食べたレバ刺しの中で一番お上品でした。ちょろっと添えられてるわさび、にんにくをつけ、ごま油かお醤油をつけて食べる。出されたお醤油がほんのり甘くて塩気が抑え目の、そのままなめてもおいしいミラクル醤油で、わさび醤油でいただいたのがめたくたおいしかった。

シイタケつくね。どんこ?てな肉厚しいたけに鶏つくね。甘辛いタレでおいしくいただきました。

あと、私は飲まなかったんですが、おビールの入ってるグラスが極薄で、一口いただいたときにおいしさが際立って感じましたよ。

そしてメインの水炊き。

きゃー!

火がついてぐらぐらいい始めてからもしばらく店員さんがいらっしゃらないものだから、勝手におつゆを飲み始めるわたしたち。かってにゆずコショウと塩も入れてごくごく。うーん、合格(えらそう)!白濁スープは今にもどろっと固まってしまいそな濃厚さがあっておいしいです。


まずはこの時点ですでに長時間煮込まれてた鶏肉をいただきました。ほっろほろのぷっりぷりの手羽。お箸でつつくと骨から身がはらりとくずれおちるほどのやわらかさ。お口に入るときちっと弾力も感じられて、いきなり興奮。


鼻息荒く具を投入(おともだちが)(わたし、みてただけ)。水菜、春菊、長ねぎ、人参、エリンギ、しめじ、しいたけ、木綿豆腐、白菜、キャベツ、鶏つくね*1。水菜と春菊が両方あるのがうれしいねぇ。濃厚なスープを吸ってくたくたになった野菜たちがするするとお腹に収められました。そして、こうやって書くとあんまり多く見えないのに、食べてみるとものすごいボリューム。お野菜たちを食べ終わった時点でかなりの満腹ぶり。それでもちゃんぽん麺もしっかり食べて……。

店員さん登場。「それでは雑炊を」って……!押し込むように食べたちゃんぽんを悔やんだね。それくらいのおなかいっぱいっぷりだったんですが、


ビジュアルにやられました。いろんな野菜とお肉を煮込んだ後でさらに濃厚になったスープと卵がとろんとろんに絡んだ雑炊。これに博多らしい辛子高菜を添えてたべたり、ちょろっとポン酢しょうゆを加えてたべたり。無理やりお腹に押し込んでる感はあったんですが、そんな状態でも迷わずに「美味しい……!」てなれるお味。お腹すいてる時に食べたらどんなミラクル発生しちゃうんだろう!めたくたおいしかったです。


帰り道はお腹から歩いてる感覚で。おすもうさん気分でふぅふぅいいながら歩きました。「でもこれは水炊き、きっとお腹はもたれないハズ!」と勇んでおうちに帰って腹筋とかしてから寝たのですが、次の朝しっかりもたれてました……。どんだけ食べたんだ。そしてお肌がとぅるっっっんとぅるん。「コラーゲンは食べても吸収されない説」をやたらと目にする昨今ですが、この肌のもちもちっぷりは真実でございます。

このお店、量はたっぷりですけどほんっっとおいしかったです。これだけたっぷりだけど、注文したのは水炊きの「基本コース」と上記の2品だけなのですよ。普通に食べる女性であれば基本コースで十分だと思います。

やや照明が暗めだったのもあって写真がどれもイマイチですなー。たっぷりしっかりおいしかったのでオススメです。

*1:おさしみにするお肉がつくねになっていたらしいです