sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

サンシャイン・クリーニング


大好きだった「リトル・ミス・サンシャイン」のプロジェクトによる、「サンシャイン」シリーズ第2弾だそう。「リトル・ミス・サンシャイン」にあったあったかさとうまさが相変わらずそこにあって、安心して楽しみながら「すごいなー」とつぶやいていました。
なにせ共感しやすいことこの上ない「負け犬」設定の主人公だものですから。高校時代はチアのアイドルだった、ってあたりは全然違うけど。でもこの設定があるからこそ、負け犬っぷりが際立つし、事件の発端となるパーティーにも是が非でも駆けつけなきゃならないんだものね。あれ、同窓会であれば行かなかっただろうなと思う。自分だったらそうだもの。一回、現在の自分をみられちゃってるところから始まっているあたりに説得力があって、美しいと思った。
線路の下のシーンにかなりぐっときました。あれやりたい。うまくいかないときにああやって叫ぶ時間が欲しくなるもの。