江本さんの作品を初めて観ました。おーもしろかった。
評判から受ける勝手なイメージで、エンタテインメント性の強い、歌やダンスがてんこもりのパワーで押し出すタイプの公演を想像していたんです。そしたら言葉がしっかりしたスタンダードな会話劇だったのでそれだけで「あらあらあら」って驚きました。勝手にイメージを作っておきながら。ほぼ二人だけの出演者による会話劇。にやにや笑って大変楽しみました。
今回観たのは「久しぶりに安藤さんが観たい！」という動機で。そして観ながら、「思えば、ポツ以外の安藤さんを観るのが初めて*1 *2だ」ということでした。なんかポツはもちろん、映画に出演されてるのとかでも、はすっぱで、ポケットに手をつっこみながら「あぁん？」って下からねめつける、みたいな言葉少なにガラ悪いみたいな役のイメージが強すぎて、下品キャラでなく、普通にでも早口でまくしたてる様子がものすごく新鮮に感じられました。表情とかしぐさがたまらんくいいです。好きだ！（告白）
そして、五反田団以外の作品に出演している前田さんを観るのも初めてでした。観ながら「この人、書く人よねぇ」「書く人ってどういう気持ちで演じてるんだろ」とかつい思ってしまいました。しょうもない男の役がステキすぎでした。地か（ひどい）。間合いとか表情とかくねくねっぷりとかでかなり笑わされちゃいました。なんかくやしい。あと、何気に手がセクシー。セクシードライバーだけに。だけに？
