sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

名古屋1日目

あつた蓬莱軒

名古屋キタ!

お昼までの仕事だったので「じゃあ午後お休みしてもいいすか!」と強引に休みをもぎとり、12時に仕事を終えたとたんにお昼もとらずに一目散に出口へ向かうわたし。ホテルのトイレでスーツから普段着に着替えて荷物を預け、栄に突進。13時にはありついてました。うっほい!さすが平日、並びませんでした。

出てきた。登場の瞬間は結構地味よね。

「そのまま食べる」「山葵+ネギ+海苔*1」「お茶漬け」の図。お茶碗に米粒がこびりついてたりするのも気にしないほどにがっつきました。見た目なんて整えてる余裕あるかーーッッ!
そんな勢いで食べたつもりだったのに、両隣りに私より後にきたおばちゃんよりも食べ終わるの遅かった。きっとまたムフムフと味わいながら食べてしまったのでしょう。それにしても妹なのに食べるの遅いんだよなー。姉が優しかったんだろうなぁ*2

みてるだけ

今朝は6:30の新幹線に乗るというやる気を見せたのですが、早朝のニュースで「質屋さんがたくさん集まってブランド品を安く売ってますよ!」なイベントが名古屋で催されているという情報を見たもので、腹ごなしにもよかろうとのぞいてみました。
いやー、すごいですね。
世の中にはあんなに持ち主のいないルイス・ビットン((C)猫田@木更津キャッツアイ)やバーキンがあるのですね!「この2ブランドしか置いてないのでは」とお店が散見される勢いでした。モノグラム酔いした。
そんな中、クロエのパディントンを数個見つけて価格比較とかしてみました。新品同様の黒は98000円、やや使った感ある黒が78000円、ランクBをつけられた使い込まれまくった茶色が64000円。あらー、お安いわぁー、なんて感覚がくるってきて一瞬買ってしまいそうになりました。いやいやいやいやいや、ないよ、そんなおかね。それから憧れのマルベリーのバッグも発見。54000円!がんばれるかも!と思ったけどいかんせんパステルピンクなのなー。黒かキャメル的茶ならなー、でもその色だったらもうちょっと高いよねーとか店員さんと談笑してしまいました。質屋の店員さんとも談笑してしまうということが判明しました*3
これらを見たあとに勧められたシンプルなのに実はダイヤが使われてるシルバーのブレスレット、20000円。これもぱっと買ってしまいそうでした。だから、ないよ、そんなおかね。でも一番心に残ったのはノーブランドのこのブレスレットだったわー。

coffee kajita

名古屋にきたとき、ここさえ行ければ満足かもしれないよ、というcoffee kajita。名古屋駅からちょっとあるんだけど、毎回きてます。

イートインのみのケーキメニューがいつのまにかできてた。ティラミス。

あーーーー、やっぱりここのケーキは間違いないよ!何食べてもおいしい、このティラミスちょうおいしい!上にカリっとした歯ごたえの苦味がちゃんと感じられるコーヒーパウダーがかかっていて、その上にのっかってるのはマンゴーのソース。マスカルポーネはものすごくしっかりとしたチーズの味がする。でもうっときてしまうほどではないの。クリーミーなの。それがコーヒーの苦めカリカリとマンゴーのちょっとした酸味とあわさってごらんなさい。わたくし天に昇りました。

コーヒーはおすすめを聞いてみて決めたタンザニア。ご主人が香りを確かめながら少し濃いめに淹れてくれました。またやってしまいました、ストレート飲み。おいしすぎてお砂糖やミルクなんて入れる気がおこらないんです。芳醇、ってこういうことか、と一口一口確かめながら飲みました。
そう、このお店、ご夫婦でされてるんですが、お二人が本当に素敵なんですよねぇ。ほそっこいご主人が好みを聞いてくれて丁寧に目の前で淹れてくれてるようすをみるのも、その裏で奥さんがこれまた丁寧にケーキを仕上げてくれているようすをみるのも大好き。ああ、いい時間だーって顔が自然にほころんでしまいます。
夕方に行ったのでお客さんは私のほかにあとひとり。ほそっこいウォーリー(探す方)みたいな男性が落ち着いたようすでケーキとコーヒーを楽しんで、帰り際にご主人と相談してケーキとコーヒーを買っていかれてました。いいものみた気持ち。

あまりにおいしかったので、タンザニアの豆、それからこのお店でいつも買うビターブレンドの豆を買いました。しばらくおうちで幸せなコーヒーが飲めます。ああうれしい。

シェ・シバタ

一社のcoffee kajitaから名古屋への間で、覚王山で途中下車して寄ってみました。駅から近かった。

ケーキの名前は忘れましたが、フランボワーズとピスタチオのムース。それからピスタチオとリュバーブのマカロン。ピスタチオと酸味の組み合わせにとことん弱いです。……といいつつ、どちらもお味はまあまあでした。まあ、おいしい。coffee kajitaの後だったからかもしれません。

このお店の後、断片的な地図しかなかったのですが「たぶんこっち」とお隣駅の辻口さんのお店に歩いて行ってみました。地下鉄一駅200円を節約。変なところで節約する癖があります。旅先でどうってことない道を散歩するのが好きなのもあって。そして、迷うことなくお目当てのお店に到着したのでした。方向音痴の私が。ほんとうになぜか甘いもののお店に関しては迷わない。「たぶんこっち」があっていることなんてほとんどないのに。

鳥開

初・手羽先。
名古屋ではいつもひとりなので、これまでありつけてなかった手羽先。ダメ元!と思いながら「持ち帰りできますか?」て聞いてみたらOKでした。やったー!

「若鶏(5本入り)」と「名古屋コーチン(3本入り)」です。食べ比べてやるー、今晩は肉のみでゴハンだ!と意気込みホテルに帰り、早速かぶりついて、ひとりで声に出しちゃいました、「うま!」
もうね、名古屋名物にこれいうの2回目ですけどまた言うよ、「ごめん、わたし、キミのことなめてた!」*4。おいしいのねー!お肉はジューシー、まわりにかかってるシーズニング(と言っていいのかしら。塩コショウなんだけど一味ちがった)がじゅんわりとしたお肉の脂とあわさってるんです。すごいわ、さすが名物だわ。
若鶏の方がシーズニングが皮に溶け込んでやわらかいお肉、名古屋コーチンの方は皮とシーズニングがそれぞれ口の中で主張してきて、お肉はより弾力がありました。どっちも違ったおいしさ。どっちが好きかといわれても両方好きだとしか言えないわぁ。
注文のときにお店のお兄ちゃんに「山ちゃんのは食べたことありますか?」とか聞かれました。手羽先勢力図。ウチのがいかにおいしい手羽先かを説明してくれた(しかも押しつけがましくない)のがとってもほほえましかった。
明日、帰る前にまた持ち帰りで買ってっちゃおうかな。

*1:あわててとりすぎて海苔がのってない。

*2:ほら、食いっぱぐれないようにきょうだい間で早食い競争みたいになるとか言うじゃないですかー。

*3:一緒にお洋服を買いに行ったお友達に「すごいしゃべるのね!」てびっくりされたことが数回ある。

*4:前回これを言ったのは天むすに対してでした。