sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

読了

凍りのくじら (講談社ノベルス)

凍りのくじら (講談社ノベルス)

だからママンものは弱いんだってば!

「理由のない悪意」やら「しし座流星群」やら出てきて、同じような要素って集まるときに集まるよね、って不思議にりました*1。単によく扱われる要素であって、たまたま目についているだけかもしれないけれど、こういうことよくあるような気がします。
そして「理由のない悪意」については、この本で描かれている方が怖いと思った。この本の中の「理由のない悪意」には危害を及ぼす行動が伴っていたから、というだけかもしれませんが。あと直接的な「理由のなさ」はあるけれど、それらの行動が「自尊心を傷つけられたがゆえ」というのは明確に書いてあったからかな。

*1:本谷さんの「幸せ最高〜」と、ドラマ「流星の絆