sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

赤犬 @ 恵比寿リキッドルーム

GUEST : DOBERMAN

会場に入って初めて「ワンマンじゃないんだ?」と言い出すていたらく。裏ワンワンフェスじゃないですか*1。関西ワンワンフェスか。

といいつつ、DOBERMANはちょっと苦手なカンジだったのでパス。ロビーで中の様子をモニタで観てました。盛り上がっておるようじゃった。

赤犬ちゃんのライブはやっぱり元気がでるねぇ。観てる間の自分の顔がちょうにっこにこなのを感じるライブってあんまりないよー。ここまでお客さんもスタッフも本人たちも他のバンドたちも、誰も傷つけずに落とさずに、めいっぱい楽しい!というすごさをあらためてかみ締めつつ楽しみました。色モンバンドだと思って観てないのってもったいないぜー、ってホントに思う。や、確かに小学生的下ネタが多すぎるんですけどね。ライブ行くのー♪て言って鼻で笑われたこと何回もあるけどさ!観ときゃいいのにみんなー。

ジェイラップな方々とは違う切り口でママンをたたえた「Kineko SUN」の途中の「Hey Pockey A-Way」みたいなフレーズでステージ上も含めて全員がどっかんジャンプするあたりがたまりません。
参考までにHey Pocky A-Wayはこちら。

49秒あたり。

どっちかというとNewest Modelバージョンの方が似てるかも。1分56秒あたり。やっぱ年の功というか、いろんな要素を知った上でオバカやってくれてるよなー。
意外とお客さんもオトナというか、はちゃめちゃやって自分たちが楽しけりゃいい、楽しまないヤツが損してるだけじゃん?てコらがいないのが好きです。

あ、そんでも今日おとなりにいた人は面白かったな。ライブでタテのりしている方々って、天井から観たら「点」で動いているじゃないですか。今日おとなりだった彼女はずぅっと「∞」な動きをしていらっしゃって。そして常に手のひらを前に肩の前において、その肩はやや持ち上げ気味。そして「∞」。面白い。クラブにいくことが多い人なんだろうなーと思いながら、延々続く「∞」がなぜか面白くなってしまってずっと目の端で観てたような気がする。あっ、バカにしているわけじゃないですよ。ただ単純に面白かったの。

今日のロビンさんとヒデオさんはアポロンなカンジだった。あれってなんていうんだっけ、月桂樹?……とにかく葉っぱのクラウンを頭につけて、素肌と見まごうピッチピチのパンツのみの半裸状態。目張りがんがんに入れてて顔が濃いい濃いい。そんな二人がアキラさんがMCしてる後ろで、(禁断の)ぶどうをハイジ食べ*2したり、お互いに食べさせあったり。と思えば二人で胸同士をつき合わせて「あー!」とかやってて。しまいには芸術劇場と化してました。彫刻のよなその格好で、まずは長崎平和公園の像、ミュロンの円盤を投げる人(紙の円盤持ってた)の像、槍投げポーズ、などマジ彫刻を真似してました。終始顔が真剣。おっかしいの。そんな見かけで「ズキズキドキュン」でキャーキャーキャー!てちょうアイドルファンになってた。ヒデオさんおおはしゃぎ。

あと、アキラさんはずぅっと「パフュームと同じリキッドルームに出れて本当に幸せです!」て言い続けてた。

途中ずっと結局「チーム男子」的なかわいらしさを愛でてるのかもしれないなぁとも思っていました。男子たちが大勢集まってバカやってるのをうらやましく見つめるあのカンジ。木更津キャッツアイを見てたときのような。

というわけでトータルで非常に楽しかったんですけど、なんかみなさま調子悪かったんですかね。なんかMCがかみ合わなかったり、特に後半は曲自体がショートバージョンになってて、いつもやってるようなくっだらない*3掛け合いとかほとんどなかったので。

*1:前にバタ犬とかポメとかの犬にまつわるバンド名のイベントがあったような気がする

*2:葡萄を上に掲げて下から口で食べる

*3:ほめてます