sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

@@has a headphone/1st LIVE「いつでもここは夏である」 @ STスポット


●出演=山縣太一/野上絹代/松島誠/山崎皓司

●VJ=天野史朗/佐々木文美
●DJ=深沢猛己
●flyer=天野史朗
●企画/演出=篠田千明

☆@@ has a headphone はクラブでクールをはき違えてすかして踊ってるヤツラをぶっ飛ばすために作られたダンスチームです。街の中で、ヘッドフォンをしながら友達を待つ、電車の中でヘッドフォンをしながら飛んでく外を見る、その時ももちろん踊ってるんだけれど、どこで踊ってるかといえば、現実の街ではなく、風景の中で自分の意識だけでもって異空間を作り、そこで踊ってる自分を置き去りにするその技はみんな持っているはず。iPodを持ってる人はいっぱいいるだろうけど、その全てがiPodと友達なわけではない。


しのだは、(持ってないけど)、iPodは友達デス。

チェルウィーケン2日目。

本日は快快関連イベント。クラブイベントと聞いてちょっぴりイヤな予感ありかしら……と思いながら入場したらお客さんらしき方がどなたもおらず、快快の方の挨拶に「やっぱりやっちまったか」と来たことを後悔したりして。ビール購入して外でぐびりとやって戻ったらちょうど始まるところで人も入っていてようやく安心。クラブイベントなのでずっと踊られてしまうのかしらとおもいきや、ダンスと映像をあわせてちゃんと見せてくれる作品になってました。ここでまたもう一安心。横浜から来た男子が彼女にTEL。渋谷と新宿間違えてた、とかで改札くぐったりして待ち合わせ場所に来てみれば、どうしても彼女がこれなくなっちゃって、そういう気持わかるよ、オレもたまにやっちゃうしさ、いや、やらないけど、でもさー、と落ち込んだりしてて。そんな話をダンスや映像とあわせて時にはセリフのリズムが音楽になったりしてすすみました。
用意してあった映像とその場のパフォーマンスの映像が混ざるところ。それと、カメラで現在の映像を写しながら、他の人が持ったランプにあわせて数人が動き回るパフォーマンスがものすご面白かったです。ランプの動きとカメラの動きがダンスに合わせてシンクロしているのか?と思わせつつやっぱりずれていたりして、そのずれが心地よかったのです。あの二つのパフォーマンスのところだけ取り出してもう一度観たい。

快快についてはどうにも苦手な要素があるんだけれども、もしかしたらそれがある特定の方に対する苦手意識だけかもしれない、と思っておりました。その意見が一緒に観ていたおともだちと一致したのでなんだか少しほっとしてジンジャーエールを飲み干しました(いや飲んでないけど)(久しぶりにこのフレーズを言いたくなった)。もやっとするところありつつ面白いので多分次も観にゆく。

といいつつ本日もらったチラシ、次は快快+劇団山縣家@スズナリだそうです。9月頭。くー!ものすご観たいけど旅行中。誰か観てきてくださいよー。山縣家観たかったな。