sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

フリータイム

チェルフィッチュの「フリータイム」、11日(金)NHK教育にて放送です。岡田さんのインタビューと、大江健三郎氏との対談*1まで。おーし、正座だ正座!

自分でも大切なのかはっきりしないけど、でも周りにどう見られようが必要だったりするちっぽけな大切なもの、を感じ取ったような気がするこの作品。録画して手元におけるのが嬉しい。突出してぐっとくる作品だったかというとちょっぴり「?」も残る作品でしたし、どれを先にと言われたら断然「三月の5日間」を推すんですが、日常生活をただ平坦なものとしてしかみれなくなったときにBGMのように流しておきたいような気がするのです。
あとアフロと泥水のくだりで笑いたい。

こないだのアフタートークで岡田さんがおっしゃるには海外に出ることによってブラッシュアップされつつあるそうです。海外では客席は対面ではなくって、途中休憩もなくしていたそうです。

7月 11日 22:30〜0:45

【情報コーナー】 
岡田利規に聞く 22:30〜22:49 

【劇場中継】 
● 「フリータイム」 22:49〜00:02 
<作・演出> 岡田利規

<出 演> 山縣太一 山崎ルキノ 下西啓正 足立智充 
安藤真理 伊東沙保

<舞台美術> トラフ建築設計事務所(鈴野浩一、禿真哉)

<音楽> 小泉篤宏(サンガツ

<収 録> 平成20年3月18日 東京 西麻布 スーパー・デラックス

●対談 大江健三郎 岡田利規 「チェルフィッチュの世界」 00:02〜00:45 
http://www.nhk.or.jp/art/yotei/yotei.html

*1:岡田さんは小説本「わたしたちに許された特別な時間の終わり」で第2回大江健三郎賞を受賞されてます。この対談はチェルフィッチュについて語られるようですが。