康本雅子さんの回、そりゃみた。結局のだめを途中放棄*1してかぶりつきで観ました。再放送は10日深夜24:10〜NHK総合です。みんな観れ。私は出張先のホテルでまた観る気です。やってるよね、NHK総合はさすがに*2。ともあれ康本さんの作品を録画できて何回も観られるってのが幸せです。飽きないわ〜。
単独公演のチケット、ぴあは全日程売り切れたのね。すごい。やっぱテレビの力なのかしら。同じ日に昼夜観ちゃおうかしら、やりすぎかしら、やりすぎよね、と昼しかとらなかったんですけど、ちょっと後悔。売り切れたとなるとプリコグのそっけないチケット販売が不安になってきたりして。でもHarajuku Performanceのときも払い込んだ後しばらく音沙汰なく、突然チケット送られてきたよ、うん、だいじょうぶだいじょうぶ、たぶん。
つかぴあがデジポケじゃなくなったのちょう不便！公演ごとに番号把握しなくていいところがぴあのアドバンテージだったのに。デジポケ転送とかもうできないの？
話がそれちゃった。
あたりまえですけどトークはかなりの削られようでした。あんなことこんなこといっぱいお話ししてたのに！といいつつ、あんなことこんなことを書こうと思ったら思い出せない！老化！収録時は明確にテーマを分けて進行されていたので、テーマだけは書き出してみました。放送されなかったトークについては思い出しつつこのエントリに追記していきます。いくつもり。
逆にあと放送されなそうと思ってたのにされたのは「自由な踊り」発言(ホンジョさんの対メロリンQ発言))と「かっこよすぎると笑っちゃう」という天才発言*3。
- パフォーマンス
ダンスパフォーマンスについては「ブッタもんだすって」はトークで触れられなかったのでもしかしたら放送されないかと思ったら、ばっちりされましたね。とはいえ、音楽スタートのときの気持ちのいい動きが、カメラの角度と照明でちょうどかくされてしまっていてもどかしかったです。ああ！その力が行き渡ってくような動きが観たいのにー！てテレビの前でじたばた。WOWOWで放送された特集番組でのこの演目はバージョン違いでだいぶイメージ違うんですが、このシーンに関してはWOWOWの方がよかったなー。彼女は単体でおもしろい動きなんだからから、照明やらカメラやら動かさんとよかよ！
- ダンサーとしての康本雅子
ぶっつけの創作ダンスは実際には放送された2つの前にもうひとつありました。3つやった後にトーク収録で、一番最初のにはトークでも触れられなかったから削られちゃったのかな。最初のは曲名は知りませんが変拍子ぽい曲でした。トークセットからの数段の段差を使ってたりしてかわいかったの。
「おつかいありさん」について振り付けがああいうふうになったのは、「音楽があまりにもいいこちゃんなので、“わたし、そんなにいいこじゃないもん”って気持ちから、ねっころがって拗ねたような振りにした。いわゆる子供番組っぽい“お姉さんだよー”みたいのもできなくないんだけど、それをやるには着ぐるみとかないと恥ずかしい」といったような発言をされてました。「ライムライト」は放送されたとおり。
このつながりでだったかは忘れましたが、映画からの影響、という話はしていたような。あれ、ここは放送されましたっけ？長い間座っていられない話は放送されましたよね*4。
音楽にツッコミを入れる感覚、の気持ちよさは分かるような気がします。ドラムのおかず部分も音楽の一部ではあるけどそういう側面ありますし。自分が音楽ができないぶんだけ、身体の動きで音の隙間を埋める気持ちで踊っていると。なんとすてき。彼女のダンスが観てて気持ちいい理由はこの辺なのかも。
- 振付家としての康本雅子
ピカチュー自由帳はNHK的にはOKなんだ？
トークの中で最も印象に残ったエピソードが放送されなくて残念でした。帰国してからはダンスとは関係のないアルバイトなどして暮らしていたんだけど、ある日「こんなことしてちゃいけないんじゃないか」と何のあてもないのにアルバイトを辞めることを告げたら、その日にサザンのコンサートでのダンサーという初めての大仕事が入ってきた。何かを捨てないと新しい何かを得ることはできないんだ、と実感したというエピソード。康本さんがあまり胸をはらずにぽつぽつと話したもので余計にぐっときたのです。
- 質問コーナー
このコーナーっていつも「なんだってそんな他愛もない……」て質問多いよなーと思っていたら、事前にスタッフの方からアナウンスされるんですね。「公演や作品については番組内で触れられるから、みなさんからはもうちょっと素朴な質問を」みたいなことが。本当は何で今5年ぶりの単独公演なのかを聞いてみたかったけど、今後の話はこのコーナーの後*5なんだよね、と思って聞きませんでした。
「康本さんはホンットきれいでかわいくて……みたいな前振りの質問（肝心の質問なんだったかなー、保つために気をつけてることは？でしたかしら）」「（以前掲載された美術手帖に触れて）康本さんが作品をつくるときに美術というのはどう関わってきますか（この質問に答えようとして「美術」がことごとく「びじゅちゅ」になってしまうのがかわいすぎた）」があったような。
番組内で触れられてた振付＆出演作品。
asa-chang＆巡礼feat.小泉今日子です。
ひととよう。
苦手なミスチルだけど、この曲は比較的聴くのがつらくないタイプの曲でよかった。最初のドラマっぽいところがカットされててダンスを堪能できるのですてき。
