sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

KAKUBARHYTHM 5th Anniversary SPECIAL @渋谷AX

YOUR SONG IS GOOD / SAKEROCK / イルリメ / キセル / サイプレス上野とロベルト吉野 / 二階堂和美

DJ:MU-STARS

上のエントリはリアルタイム更新でした。普段ほとんどかかってこないTELがなぜかLIVE中に違う人たちからがんがんになっていたため電池が切れて中途半端な状態に。

サ上とロ吉→ニカさん→イルリメキセル→サケ→ユアソンの順番で、やっぱりユアソンの前に出てしまいましたのでラストがどうなったのかは知りません。

イルリメ、ちょうおもしろかった。関西のあんちゃんなのな。お客さんをステージにあげるってのは観たことあるけど、実際にサンプラーいじらせる、ってのは初めてみたよな気がします。トラック自体もかっちょいいし、本人もやたら面白いし、AXの広さとお客さんの多さに「ほえー、ほえー」となっちゃってる様子が*1ほほえましくて楽しかった。ちっこいとこでのライブ観たいなー。

キセルは沁みた〜。若くて「さあもりあがりまっせ」なお客さんたちを前にものすごマイペースで素敵でした。今日もエマーソンさんと。
曲は朝霧の曲目から「ハナレバナレ」をなくしたカンジでした。ラストに「ハナレバナレ」なのかな、と思ったら「ギンヤンマ」やってくれて嬉し涙。ちょっぴりのんだお酒のせいか、今日は沁みて沁みて参りました。朝霧では笑いの起きていた犬の死ぬ曲、今日は無反応だっただけに、余計に歌詞が沁みましたよ。お花の下に埋めて、ほってもほっても指先に触れるのはやわらかな思い出、もう君にあわないから君の犬にもあえないな、ですって。なんだか心の奥底にぼんやりと横たわってるさみしさなのかむなしさなのか、そんな切な悲しい言葉にしづらい感覚がぶわっと目の前に現われるような。いい曲だぁ。新譜ものすご楽しみ。

サケ。キセルが終わったとたんに前に殺到する人々。うわぁ……。こないだのブロスで源ちゃんが「最近僕らのライブは人を観に来る人が多くて」みたいなことを言っていて、「ああついに本人に言わせちゃったよ」と思っていたんですが、今日はなんだかそういう人たちをあえて拒絶するような雰囲気を感じました。まずOld Old Yorkをやらない。この曲やらないライブを初めて観たかも。この曲やらないってことは曲間のハマケンコントがありません、ってことです。ハマケンがしゃべろうとするのを源ちゃんがやたら止めてたりしましたし*2。さらに久しぶりの「選手」。ライフサイクル発売前までは毎回やってたけど、ご無沙汰でした。この曲やるとハマケンが口が辛くて、曲後のしゃべりがぐだぐだになりまくっていたことを思い出しました。まぁ、それでも「慰安旅行」やら「生活」はやっていましたが。
そろそろサケのライブを控えようかと思っていて、今度のワンマンのチケットも売ってしまったのですが*3、少ない曲目の中「選手」「モー」「慰安旅行」「生活」とこられると、サケのライブに行き始めた頃のことを思い出してちょっと感傷的になったりしました。前と変わらず音楽はいいんだもの、ライブの演奏もいいんだもの。ねぇ。

ここまでしか観ませんでしたが、やー、いいライブ観たな。ニカさんを「ふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ」と聴きながら帰りました。「春の背中」が聴きたすぎて、おそまきながら物販でキセルのアナログ買おうと思ったら、やっぱり遅すぎてもう売ってなかった。前のライブで買っておけばよかったよ。しまったなー。

*1:確信的にやってたと思いますが

*2:時間制限が厳しかったのかもしれませんが

*3:でもこれは平日のため。年末に向けて仕事をひきしめてやりたいってのもあって行くのやめることにしたのです。お譲りしたのは、日本語の歌が苦手だけどインストバンドならいけるかも、って思って初めてサケのライブに行くというコでした。こういう人の手に渡ってよかったなぁ。なんたってかわいかったし<そこですか。