sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

読了

きつねのはなし

きつねのはなし

京都の荒神橋やら琵琶湖疎水周辺を中心に、骨董と歴史と現在とを絡めて描かれるあやしの世界。ぺっとりとした薄気味悪さが心地よかった。
幼い頃にちょっぴり不思議な昔話を読んで、「怖い」という言葉にならないくらいの居心地の悪さを感じていたことを思い出しました。妙に魅力的なんです。