http://www.oujakan.jp/chiffon.shtml
毎度毎度のアートな空間。いつもよりも笑ってしまいました。そして「産まれたっていいことないですよ」「それでも」な連呼には、真夏の陽射しの下を歩いてくってり気味の体と頭には妙にしみいってしまいました。トランス状態の中で手段が目的になっていって見失っていることにさえ気づかない。でもそれが心地よかったりもするんだ。
私の中では「アート」って所謂学校の授業の「美術」のことで、舞台作品について「アート」と言う意識が薄いのです。だからこそ、この作品のように、映像/光/音、そのタイミングや大きさ、またそれらが融合したものを見せてもらうと、つい「ああ、これってアートなんだ」って実感するのです。はてなのキーワードでも舞台系はみんな「アート」としてくくられているのに「?」と思うところがあるんですけど、こういうの観ると「ああ、アートだ」って。…あれ、同じこと2回書いちゃった。
ストーリーを説明しろって言われるとさっぱり分からないんだけど、でも次回もまた観に来たいって毎回思わされるのが少年王者舘。今日はスズナリを出たところに出演者さんが勢ぞろいして「ありがとうございました!」って言われてすごくびっくりした。いえいえこちらこそ、って思いながらも会釈だけして通り過ぎてしまいました。
9/2まで。チラシのような素敵にレトロなマッチをいただけました。いつもぎちぎちの席で肩を寄せて観るんですが、今日はそんなことなく、サイドの方の席が空いてました。もったいない。