sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

『ランプの世界』 / Lamp @ 晴れたら空に豆まいて

初めて行ったライブハウス。普段は椅子やテーブルがもっと出てたりするのかな*1。それでも後方には畳敷きの升席みたいのがあったりしてゆったりできたらすごくよさそう。
しっかしたくさんの人が入ってました。開場15分後くらいにいったのですが、そろそろLampの出番、って時間になって後ろ見たらびっくりのぎゅうぎゅうぶり。

本日は新曲のお披露目会、ということで、本当にちょっと広めのスタジオにまねかれてしまった?というくらいのまったりモードのライブでした。1曲ごとに曲を説明するホントにつぶやきのようなMCが入ったりしてね。そんななのにMC中に口げんかっぽくなったりしちゃったりしてね。前回もそうでしたし、ご本人も配布されたパンフレットで言われてましたが、自由なバンドなんだなぁ。そして曲作りに関しては「そこまでしなくても」ってくらい真摯。そして私はそんな彼らの作る音楽が心地よくて大好きなのです。ボッサ風アレンジの曲群が大好きよ。
以前聴いてかっこいいなーと思っていた「ムード・ロマンティカ」「空想夜間飛行」がやっぱりよかった。リズムがたまらんすよ。あとしょっぱなにやっていたかなりしんみりくるお別れの曲*2「冬の影は哀しみ」が素敵でした。自由すぎて実際の知り合いだったら大変そうだわ、と思ってしまう染谷さんが書く恋愛っぽい歌詞ってあまりにもやわらかくて甘くてびっくりしてしまう。それから「フレーズを繰りかえさないチャレンジ」であるらしき「儚き春の一幕」が、確かにチャレンジってな構成をしているハズなのに、すんなりと耳に心地よく響いて、驚いて幸せな気持ちになりました。

ああみんなもっと聴いたらいいのに。LampmF247で彼らの中でも激オススメな2曲「最終列車は25時」と「風の午後に」が無料でダウンロードできます。みんな(私がライブいける程度のみんな。<心狭い)聴いたらとりこになるのにー。

http://www.mf247.jp/view/index.php?module=artist&refno=47325

そうそう、本日はおみやげつきでした。染谷さん選曲のボサノヴァCD。60'sと70'sのどちらかお持ちください!と言われて迷いまくり。70'sの方がスタンダードから少し離れたりするから情報を集めにくそう、という理由で70'sをいただいてきました。カエターノ、Ivan Lins、トニーニョ・オルタ、Simoneなど。うわい、これ嬉しいな。60'sに何が収録されてたのか気になるところです。マリオ・カストロ・ネヴィスとかかな。実はこれまでにもボサノヴァ聴きたくなったら染谷さんのBlogを参考にして購入してみたりしてたのです。

*1:キャパ100名と記載されていたけど、あきらかにそれより多くの人がいたし、予約のとき「入れる人数を増やしました」というコメントがあったので

*2:1曲目なのに