sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

パリ症候群

パリつながりで、すごいニュース。

 [パリ 22日 ロイター] パリを訪れる日本人観光客のうち、年間12人程度は心理療法が必要な状態になるという。22日付の仏ディマンシュ紙が、現地の精神分析医などの話として報じた。
 不親切なパリジャンや薄汚れた通りなど、さまざまな現実を目することで旅行前の期待が裏切られたように感じ、精神的なバランスを崩すことが原因だとしている。
 同紙によると、在パリ日本大使館は今年に入り、宿泊している部屋が何かの陰謀で盗聴されていると訴えた女性2人をはじめ、自分がルイ14世だと信じ込んでいる男性や、電子レンジから攻撃を受けていると思い込んでいる女性など4人を本国に送還させたという。
(後述略)
http://sports.nifty.com/cs/headline/details/et-rt-JAPAN-233173/1.htm

どこがどう影響して「電子レンジから攻撃」に至ったのかに非常に興味があります。
パリ在住の知り合い、結構いますけど、みなさん、そんなところもひっくるめてパリを愛していらっしゃいますので、こういう方はごく一部かと。……なんてことはみんな分かってるか、そうですよね。

それにしてもパリって建物とか道の雰囲気の統一感が素晴らしくて綺麗なんだけど、実際は古い建物ばかりで住んでみると綺麗なところは見えなくなるのかもなーと思ったりします。特に水周りがネック。1日に使えるお湯の量が制限されていたりして、控えめにシャワーをあびたりするし。友人によるとフランス人はお風呂にあまり入らないらしくて、湯量制限が影響してるらしいです。実際、パリで一番食いっぱぐれないのはクラシアン的な水周りのお仕事らしいですよ。
それから建物以外のもの、具体的にはタバコのポイ捨ては当たり前、犬もウンチし放題であまり綺麗ではなかったです。3回行ったことあるんですが、シャルル・ド・ゴール空港の近未来的な動く歩道inチューブで犬ウン(略した)2回見ましたもの。3回目になかったときには探しちゃいましたもの。街中にも多くて「これはモンマルトルの犬ウン。アフガンハウンド(推定)」「これはボンデザールの犬ウン。チワワ(推定)」「これは洗濯船前広場の犬ウン。フレンチブル(目撃)」とか言いながら写真をとったりしてました。やったら写真をとる同行者に、写真をとるための時間をとられまくるのに不満だったのですが、私が犬ウン写真コレクションを始めたら「……気持ちが分かったわ」と言われました。いやがられた……!一瞬その写真コレクションをここにあげようかと思ったんですが、犬ウンサイトとなりたいわけではなかったのでやめました。
いじょ。