昨日行ってまいりました。ブ、ブロ、ブロ、ブロ、ガー……*1限定試写会@アスミックエース試写室。
ついにばいばいです。ついにばいばいでした。
今でこそだいぶ落ち着いているものの、宮藤作品と意識して観た初めての作品*2であり、1話目を観た後に何がおもしろいんだか、自分がおもしろいと思っているんだかもわからなかったのに、それまでしたことなかったドラマの完全録画*3を試み、気付いたらいっつもいっつも観ていて、ついにはビデオが再生中にぶぶぶと震えるようになってきてしまい、発売当日を待ちわびてDVDBOXを購入した。それがキャッツ。だだはまりでしたよ。そしてマスターへの愛がつのって、ウーマンリブ「熊沢パンキース」観劇。観劇生活がエスカレートしたのもここからだもの。あれから4年か〜。すっごいきっつい出来事があってへろへろになってた時期にすごく救われたんだな〜。CKBとキャッツには。感謝感謝。そっか4年か。この4年で楽しい想いをしてきたのの大元の作品、てわけなのです。
は、本編と関係ないことを。
ええと。ちらりと既に観た方のサイトを拝見したところ、どうやら毎回配布されているらしいですが、今回の試写会、「ネタバレ禁止令」が出ています。10項目以上の細かいネタバレ禁止項目が羅列されています。ホント細かいです。「○○は書かないでください。○○であることはOK、××であることはNG、名称もNGです」といった記述が10項目以上。……ええい、めんどくさ!なので今回は印象だけ。公開されたらこの「ネタバレ禁止令」の内容を見ていただくのも面白いかもですね。
で、ようやく作品について。
まとめてしまえば、宮藤さんが色んなとこで言っているように「ちゃんと終わって」ました。なんだか某モーさんのおかげでこういってしまうとなんか違う気もしてしまうのですけれども、本当に「卒業」ってカンジだった。観終わった気持ちも卒業式が終わって、春のぽかぽかした日差しの中で、卒業生と在校生が最後にたわむれているようなさ。ちょっぴり切ないし寂しいんだけど気持ちはあったかいカンジ。
正直、日本シリーズは、そのはしゃぎっぷりに一歩ひいてしまったところがあったので、今回も見始めるまではちょっぴり不安に思っていたんです。でも今回に関してはその辺の心配は必要なかったです。1回(表裏)と2回以降でかなりテンポが変わります。2回以降はああ、本領発揮!きたきたきたきた!知ってる、このキャッツ知ってる!と足ばたばたできることうけあいで。しんみり具合もちょうどいい塩梅。あ、でも前より「照れ」の種類が変わったような気がしたな。以前だったらぜったいそれやらなかったでしょ、てなベタな部分をさりげに注入しているように感じました。ん?そういうことを宮藤さんが言ってるインタビューを読んだような気もするな……。
ドラマ版と日本シリーズはできれば観たことあるほうが楽しいと思います。やっぱ小ネタとかね。あ、ちょっぴりだけでも他の宮藤作品を見ていると楽しいんじゃない?てなネタもあり。
アニが輝いていたなぁ。伝説(?)の「3分の1.5*4」的おバカさんな魅力が炸裂してました。宮藤さんもアニのボケ書いてて楽しかったんでしょ!て思いましたよ。おいしい悪フザケふられまくり。
マスターはもう、だって、ねえ?ぽ(アホ)。かわいくてこまりましたです。特にアニに向かって走ってく直前の、枕元にクリスマスプレゼントを発見したかのような「うわあ〜♪」てなお顔。そんなアナタに「愛してるよ」返し。倍返し!さらに倍!ぎゃー(もうほっといて)。
栗山さん、キレイすぎてんもう、どきどきしました。木村カエラとならんで「いま、蹴られたい女」ツートップ。
あとの方は触れようと思うとネタバレしそうなのでまた今度!ああ〜、この映画は特にネタバレ不可の感想なんて難しすぎるよ。む。いいたい。むが、いいたい。むぎぎぎぎ…・・・。
観た人は吐夢さんを思い出して笑えばいい。
どうだ、ものすごく婉曲にネタバレしてやったぞ*5。