sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

クラッシュ

http://www.crash-movie.jp/

映画の日なのだ!ということで、一段落(いや、小一段落、いや、小小一段落)した、と勝手に見切って観ちゃいました。映画好きで信頼している友人のオススメによりこの映画。

いやー、もう、やっぱアンタ最高だ!と友をぎゅっとしにいきそうでした。よい映画。時間軸を行き来したり、それぞれの登場人物がそれぞれ自分の考えと感情と理性のもとに「クラッシュ」しに行っている様子が緻密に写実的に描かれていて。ホントに世の中には色んな人がいて色んなコミュニケーションがあっていろんな衝突があるんです。で、悪いやつキャラばっかの人も良い人キャラばっかの人もいないんです。いやー、良かった。

マット・ディロン、もうものすごく久しぶりで。アウトサイダー(古すぎ)ぶり?いや、ドラッグストアカウボーイぶり(それでも古い)。あの色男がこんなイヤンな、あれ、でもいいヤツ?やっぱベテラン?なんてキャラクターを。感慨深い。

監督、アメリカン・ビューティーの方なんですね。終わってから知りましたがナットクナットク。雪になってもおかしくないような寒い雨の夜に観れたことはラッキーだったかもしれません。

(3/2追記)
きゃー、違いました。監督はミリオンダラー・ベイビー』の制作・脚本の人(ポール・ハギス)でございました。勝手にナットクしてしまったわ。お恥ずかしい。上記を書いた後で色んな感想を読んでみたら映画「マグノリア」と対比している方が多くてしっくりきました。
それからなんか見た事ある顔だなー、と思っていたギャングな若者はリュダクリスだったのですね。おぉう、気づけよ自分。