sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

読了

これからはあるくのだ (文春文庫)

これからはあるくのだ (文春文庫)

しあわせのねだん

しあわせのねだん

角田さんのエッセイ2冊。

角田さんってなぜか几帳面な印象があります。いや、「だらけている」とか「いいかげん」てなエピソードも多く記されているんですが、その辺は「どうでもいいとおもっているからだらしなくする」と決めている、というか。仕事時間をきっちり決めている話と、結婚に対する考え方のあたりでそういう印象があるのかもしれません。

逃亡くそたわけ

逃亡くそたわけ

芥川賞記念?じゃないですが「ピーズが出てくるよ」と友達から聞いて読んでみました。う〜ん。ストーリーは嫌いではないんですが、主人公のキャラクターを愛せなかったな。「精神を病んでる」→「薬を語る」というのがあまり好きではない、というそれだけかもしれません。失礼な読者。「袋小路の男」のほうが断然好きでした。