sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

労働者M

作・演出 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術 : 中越
音楽 : 伊藤ヨタロウ
出演 : 堤 真一/小泉今日子/松尾スズキ/秋山菜津子/犬山イヌコ/田中哲司/明星真由美/貫地谷しほり/池田鉄洋/今奈良孝行/篠塚祥司/山崎一

マチネ。
うーん!
ちょっと何といったらいいのかわからない。というコメントで察してください……。テーマソングの空手バカボンが懐かしかった。

以下、俳優さんについてちょっと思ったことを。あまり大したこと書いてない割にネタバレになってしまうと申し訳ないのでたたみます。


田中哲司さんはTVより舞台の方が数倍ステキさんといつも思います。今日も。イケテツは前説が本領発揮だったような。飄々キャラと硬質なキャラとあったんですけど、「悪魔の唄」のときみたいなすばらしい切り替えっぷり、と感じられるような役回りじゃなかったような。うん、役者じゃなくてホンが難ありだったのではと思っているのです。言っちゃった。
あー、でも全体的にかむ人が多かったような気もします。堤さん、今回はじめて拝見したんですが、これまでの大抵のレビューではその迫力を絶賛されていたように思うのに、迫力はあまり感じられず、さらにちょっと早口で(というかセリフのリズムが一定でなくて?かな?)うまく聴き取れないところが多かったです。他のお芝居でそのすごさを観てみたいなぁとは思いましたが。
お芝居はやる側にたったことないし、あんまりマイナスな感想は書きたくないんですけどね……。幕間に「帰ってしまおうか」とちろっとでも思ったお芝居は久々だったので。A席でかなり後ろで観ていたからかなぁ……?