sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

吾妻橋ダンスクロッシング @ アサヒアートスクエア

ko-moto2005-12-23
かの有名なビルにて行われたダンスパフォーマンス。

  • Off Nibroll 「Public=un+public」
  • ボクデス&チーム眼鏡「親指商事・営業課」

全員メガネのサラリーマンスタイルでのパフォーマンス。わかりやすくてかわいらしくておもしろい。でっかい親指をつけてのヒッチハイクとスローモーションプロレス楽しかった。いつのまにかレスラー2人がレフェリーをノックダウン。

これは上記のサラリーマンたちと一緒に。このほかにもサラリーマンチームは随所に登場してました。この方なんかエロくてすてきですね。サラリーマン達に強引に着せられたスーツで踊り出したときには、乱れたスーツがたまらんかった。ぐへへ(女性相手に)。

  • ko&edge 「DEAD1」

前身ブロンズ色の男性がありえない姿勢を保ってて。筋肉美だー。観ているこちらもつい腹筋に力を入れてしまうストイックな作品でした。

  • SNACKY! & GIRLS(ピンク)「わたしはSNACKY!」

SNACKYというキャラクター + スクールメイツ的なダンサー3名によるパフォーマンス。後ろのスクリーンには太宰治岡本太郎によるありがたき人生訓示。
こういう音楽を使った盛り上げ系のパフォーマンスだと、ついついパフォーマンス多めのライブと比較してしまいます。

  • alt.「言葉に揺れる水」

宮沢章夫さんの関係しているユニット?なんですか?後方スクリーンには「トーキョー/
不在/ハムレット」を思わせる映像。
映像の後、切々とした朗読を行いながら、水のなみなみ入ったグラスを舞台上に並べていって。静かにステキな時間でした。

この後休憩に入るんですが、ここでチーム眼鏡再登場。舞台上に残された大量のグラス(30以上はあった)をかかげて「メリークリスマース!」で乾杯、一気のみ。グラスに入ってるのは水なんですけど「いやー、やっぱアサヒはうまいね」「何杯でもいけるね」とぐびぐび一気のみ。うわー大変!そして会場はアサヒビールの建物に入ってるのでした。

  • ボクデス「夢で会いましょう」

この方、評判は耳にしてたんですが面白いですね。ただねっころがってつぶやいているだけなのに世界が変わる変わる。居眠りから幽体離脱から胴上げから集中治療室から果てはガリバーに変身。

物販にやたらマトリョーシカが置いてあるな、と思ってたらテルミンでした。まじめな演奏をするまじめそうな集団がまじめな音楽を奏でてるんだけど、全員のひざにはマトリョーシカ
http://www.mandarinelectron.com/matryomin/me03.html
輪郭のはっきりしない不思議な合奏。面白かった。ただソロ(黒人霊歌)をやったときは、楽器の性質上しょうがないですが、音の頭に正確な音程がでなくて、ほんのちょっと音を探しているのが分かってしまうのが気持ち悪かったです。合奏になるとすっきりしました。

彼らの使用した椅子を片付けるのにもチーム眼鏡登場。いやー憎めないな、彼ら。

ものすごチェルフィッチュらしいダンス。2名による呼応する動きで目が離せなかった。

前半よりも本格的に表現に徹したダンス。かわいらしいややぶりっこっぽい雰囲気で始まるんだけどどんどんエロくなってった。

はい、面白かったのはここまででした。あまり悪いことは言いたくないんですが、この2つはなんか観てて腹が立ってくるほどつまらなかったです。こちらの理解力が足りないのかもしれないですが。ついつい客層を眺めてしまったりして。


あー、相変わらずとりとめないこと書いてしまいました。全体的にはすごく面白かったです。それにしてもお客さんが関係者っぽい方々でいっぱい。