sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

Thee Headcoats

つい最近の岸田日記で名前がでてきていてちょっと意外でした。Thee Headcoats。ミッシェルが出てきた時にはバンド名見て「おや?」と思っているだけだったのが*1「シスコ」で「……ファンなんやな」とエセ関西弁で納得したのです。岸田さんは聴いてる音楽としてよくWhoがあがってて、あくまでも私にとっては意外な感じがしてて。Thee Headcoatsも同じように感じました。でもなんか嬉しい。

Thee HeadcoatsはちょうどSUB POP全盛の頃にやっぱりSUB POPから出てたんですけど、所謂グランジとは異なる音楽。がぎじゃぎシンプルな構成が好きだったな。一時期はBilly Childishのソロ盤や、たくさん出てたドーナツ盤*2を買いあさったものです*3。まだ家にある。聴きたいなー、プレイヤーつながねば。ドーナツ盤は独特なイラストで統一感があってかわいらしいわけだ。女のコバージョンのThee Headcoateesもチープでキュートなのさね。


はまぞうくんで見るとどうやらベスト盤に集約されてしまっているからか、でてこない盤が多いですね。

Headcoatitude

Headcoatitude

恐らく彼らの代表曲であろう「Comanche」収録。「CISCO」メソッド*4の曲でございます。(→まちがえた。これにはComanche入ってなかったや。ベスト盤聴いてくださいませ)

Kids Are All Square & Girlsville

Kids Are All Square & Girlsville

一番回数聴いた盤。レコードリリースではA面が「Headcoats」B面が「Headcoatees」と鳴っていたようです。Headcoateesの方の「Wild Man」とかちょうオバカさん!セッソマット好きなら好きじゃんか?あと2バスの「Money(ビートルズカバー)」。Headcoatsの方は1曲目の「I'm A Gamekeeper」。はい、私の初Headcoatsがこの盤だったのです。1曲目からやられたと。

Beach Bums Must Die

Beach Bums Must Die

すごい収録曲数。こちらではPOKAHONTASが「CISCO」メソッドです。

Have Love: Will Travel

Have Love: Will Travel

Headcoateesはこちらがイチオシ。タイトル曲、聴け!聴け!

Original Chatham Jack

Original Chatham Jack

こちらはリーダーBilly Childishの別バンド。うってかわってジャジー。1曲目かっちょいいぜー。これはちょうど時代がJazz Funkに移り変わる直前くらいだったでしょうか。アコーディオンやフロアタムが効いていてちょっとディキシー寄り。

20 Rock and Roll Hits of the 50's and 60's

20 Rock and Roll Hits of the 50's and 60's

こちらはHeadcoatsの前身バンド。ストーンズの「I'm Talking About You」のカバーが恐ろしくかっちょよいです。

ライブは一度だけ行ったことあります。*5それこそSUP POP全盛期だったのでもう10年以上前ですね。確か新宿アンティノックだったよな。アンティノックってまだあんのかな……って調べてみたらまだあった!すげー。前座のFRAMENCO A GO GOにもその後はまりました。HeadcoatsもHeadcoateesも交じり合って3時間くらいやってくれたような。上の盤聴いていったらかなり網羅できた曲ラインナップでした。はまぞうくんだと各バンド結構出てきますね。最近の動向は全く知らなかったけどまた聴いてみようかな。

*1:特に彼らのバックグラウンドを調べたりはしてなかった

*2:時期的にはCDリリースで当たり前なんですが、なぜかシングルレコード盤でのリリースが多かったのです

*3:思い出の町田レコファンモスバーガーの横。

*4:要するに単純なベースの目立つフレーズを繰り返して曲名を叫ぶ

*5:というかその時以外の来日を知らない。来てたりするなら観たいな。