sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

こわい夢

あまり夢の話を書くのは好きではないけど、仮眠とってる間に観た夢があまりにリアルで現実になりそうで怖かったので書いてみる。つっても夢らしからぬ、ホントに短い夢*1だったけど。
東横線に乗っている私と友人。中目黒から渋谷に向かっている。ちょうど渋谷につく直前の高架の上を走っているところ。友人は座っていて、私は進行方向右側に向かって立って話してる。と、いきなり右隣にいる男性が私に覆いかぶさってきて。「えっ、なに?」と思った瞬間、電車が停止して揺れを感じる。高層ビルの上層階で感じる、ちょっと立ちくらみにも似た揺れ。地震。大きい。後ろのほうで若い女の子が「なにコレ、じしーん?ちょっとぉ、外見たーい」とか言ってる。私も少し頭を上げて外を見ると、いつも車窓から見えてるマンションが目に見えて揺れている。いや、揺れているのはこっちか。しかし今自分がいるのは細い高架の上を通る電車で、だいじょうぶなのか?と思った瞬間に、ずんっ、と地響きがして電車が傾くのを感じる。「マジ?今までのが初期微動だったってこと?すごい、これ大災害じゃんか、死ぬのかなぁ、頭とか抱えてみればいいのかなぁ、そしたら背中から落ちたりとかできないのかなぁ、無理かぁ、もう頭ぱっくりか、ぱっくりだろうなぁー、これだけ人がいたら見つけてもらえないようになっちゃうかもなぁ、ぐちゃぐちゃだよ、あー死ぬなぁこれ」って、車体が右に傾いたせいで、さっきの男の人も含めてのしかかってくる重みを感じながら考えているところで目が覚めた。
パキスタン地震で奥さんだけ助かった日本人家族のニュースや、福知山線事故から半年たったニュースをみていたせいなのかもしれない……って思うのは不謹慎……かな。あー、さらに「胎内」読んでるし。2年半前に交通事故にあったときのことも思い出してしまった。あのときも、もちろん走馬灯はあったんだけど、それと同時に「あー今日楽しかったよねぇ」とか妙に能天気なような諦めが早いというかそんなことを考えていたんでした。
怖いな。家で備えてても外であったらどうするか、なんてこと今まで自分のこととして考えていなかった。

*1:ほら、夢って5分の間に一大スペクタクル、ってのがスタンダードでしょ。これは夢の中でも5分くらいの出来事だったの。