sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

リンダリンダリンダ

レディースデーなのでいそいそと。
いやー、楽しかった。ひたむきさと無力感と期待と虚無感と。なんとも甘酸っぱい。
ストレートな感想としては「やっぱ高校時代に学校でバンドやっときたかったなー」って、これだ。
先生が、ケンカして一緒にバンドやらなくなった女の子に対して託したメッセージが、ちゃんとケンカしたはずのバンド側に通じてたりしてて。先生がわざわざその女の子にメッセージを託す、ってとこも、メッセージがちゃんと通じる、ってとこも、なんか微妙に理解できないようだけど、なりたって当たり前、っていう独特な雰囲気が表現されていたように思います。
みんなの制服の着方が違ってるのもねぇ。香椎由宇さんの着こなしがすばらしかったよなー。勝気な性格をあらわすあの着方。ニットベストから覗くネクタイの締め方緩め方とか、靴下の色かたちとか、下にジャージ着る先輩とそのキャラクターとか。丁寧、丁寧。
小さな恋のメロディー的なのもたまらんかったさ。クレープ君(名前忘れた)に言えなかったってのも含めて。
湯川潮音さんのかわいさと歌の迫力はすごかったです。選曲も。細野さんで来ましたか。
ライブシーンは明らかにカラオケ演奏になっててちょっと残念だったけど、それでもぐっと来ましたよ。
私の年代だとブルーハーツって超ド真中というか、友達の家に行くとブルーハーツ、学祭では人気のある男の子がやるバンドはブルーハーツ、って状況だったんですよね。こうやってちょっと年代が離れたコたちがやってたり、ノってたりするのを見ると、「あぁ、これくらい離れて見たほうが楽しいのかもなぁ」としみじみします。
そいから曲探しの時のバンドブーム段ボールの内容がねぇ。BOOWYジュンスカユニコーンジッタリンジン。きえー。さらに「知らない」「あ、民生?」とかいうセリフつき。そうか……。そうだよね……。