sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

京都 かさぎ屋のぜんざい

こちらも清水寺近くの二年坂にある甘味処です。おはぎで有名ですが、今回は冬、ってこともあってぜんざいを。立田野あたりで食べられる「どろり」ではなくて、家であずきから煮込んで作ったものに近い「さらり」としたぜんざいです。甘くて少し澄んだおつゆに沈む小豆をかしかしと噛みながら楽しむタイプ。甘さもお餅の大きさもほどよいバランスで絶妙。添えられてある山椒の実をたまに口に含みながらいただいて歩き疲れをしっかりとりました。
清水寺前のあのたくさんのお店のひしめく通りにありながら、入り口の引き戸がぴしゃりと閉められている店ですが、入ったら和気藹々としてます。今日は店長さんのご親戚とすごく威勢のいいおばちゃんたちが仲良く会話してて、それをお店をとりしきるおばちゃんが「すみませんねぇ」といいながらちょっと諫めてたりする様子が楽しかった。