sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

光とともに…

出ました。「光くんみたいな子がいて当たり前の世界」。よくぞ出してくれました。
松尾スズキさんの著作でちょくちょく見かける表現で、ものすごく共感していたのです。それ以外の、それこそテレビで聞いたのは私は初めてでした。直接的なセリフで、普通にやられたらちょっとひいてしまいそうな気もしましたが、以前、子育てについて苦言を呈していたおかみさんが言ったことですんなりと入ってきました。

うわっ、はいりさん!
最後においてもヘンにハッピー&バッドエンドにならなくて良かったですよね。現実においても対応していけそうな終わり方でしたね。これからも大変そうだなぁ……、かつ、特別視しすぎずに今日六で来ていければいいな、という気持ちを持たせる終わり方、という意味で。

「彼女が死んじゃった。」の終わり方と印象が似てました。まだまだこれからさ! って前向きに思えるカンジ。プロデューサー(ディレクター? よくわかっていない)の方が同じ方だと聞きましたが、その方の出す印象なのでしょうか。

最終回終わって全体的な感想。

やっぱりよいドラマだったと思います。見る前は、障害者を扱うドラマが多かったのもあって、少し「ネタにしてんじゃねーよ」と思うところもあったのですが、このドラマに関しては安心して(というのもヘンですけど)見ていられました。きっと色んなポイントで色んな配慮がされていたのだと思いますが、それがちょうどいい按配だったんだろうな、とちとエラそうに想像してみました。