sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

著作権法改訂、いや改悪。

サイアク……。

なんで普通に買って、普通に聴けないんでしょう。なんで買わずに聴く人の為に買って聴く人の自由が奪われるんでしょう。
ポータブルメディアで持ち歩けないだけならまだしも、もう聴くことの出来る音源自体が確実に減りますね……。

日本のヒットチャート(=売れてる、日本のレコード会社がメジャーとして通用すると“選んだ”)の音楽になじめなさを感じることも多いので、日本のレコード会社の選んだ洋楽に期待しろ、ってのは無茶です。私にとっては。

私の使用しているプレイヤーはもう10年以上も前ので、大分ガタがきてる代物。それでCCCDを聴く勇気はありません。今でさえ、試聴機で聴いて「おっ!」と思ったのがCCCDだと諦めてます。これからは、CD買いに行く行為=諦める行為になってしまうんでしょうね……。

小さい頃は買うお金もないので一生懸命エアチェック。それでも欲しいCDは他のものを我慢して買ってました。大学時代は、忙しい学部だったので長期休みの時期以外はアルバイトできず。そんななか、休み期間にアルバイトしてためたお金の大半はCDやライブに消えてました。ようやく社会人になって、好きな音楽を(ほとんど)好きなだけ買えるようになったらコレだよ。もーぅ、信じられない!

私が就職活動をしていたのももうン年前になります。その時、やはりレコード会社もまわりました。SE職種を希望していた私は「こんなにたくさんあるように見えるCDでもまだ日本で手に入らないものがある。入るものにしても探すのに大変な労力がかかることがある。今あるものをDB化し、家からでも買えるように、そして手に入らないものに関する情報がすぐに手に入るように、システムを作っていきたい」とアピールしていました。ちょうどインターネットが家庭に入ってきたかな、という頃でした。今、それが実現したような状況ですよね。あの頃の面接官の方はその意見でかなり上のほうまで面接通してくれたじゃんか! みんな、ラインナップを増やしてユーザの選択肢を増やすことを是として疑っていなかったよ!
確かにあの頃はCDバブルな時代でした。でもバブルはバブルじゃん。他の企業は法律に守ってもらわないでデフレ時代にもがいたんだよ。他の会社と時期がずれたからって、価格も下げず、アーティストがインディーズに逃げない工夫も足りない(少なくとも足りないように見える)状態で、ユーザに負担を強いるなんてずるいよ。

政治には明るくありませんが、いくら反対運動が起きようが、一度提出された案って廃棄されることってあるんでしょうか。そう思ってしまうくらい法案が覆るのを見たことがないような気がします。いくつか参加しましたが、署名運動などの市民活動には意味があるんでしょうかね。あー! 下北沢の道路といい、納得できない、したくない!

年金や佐世保の事件にまぎれてほとんど報道されていないように見えるのがまたやってらんない気持ちにさせられます。

はー。この件に関しては自分なりに色んな情報を収集しながらウオッチしてきたつもりでいますが、まだ足りてないかもしれません。今後、希望の光が見えるような情報を見つけられるといいな、と思いつつ。もうちょっと情報探してみます。自分の認識間違いであればよいなぁ、と思ってしまう状況ですが……。