sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

砦なき者

いまさら見ました。いやー、24を見始めるにも中途半端な時間しか取れないくらい眠りこけた昨日、これくらいは見ておこう! と思って。

んで。

まぁまぁまぁまぁおもしろいとは思ったんです。全体的なストーリーとかは、うまいことやれば小説の模倣犯みたいなお話になるのかもしれないし、確かに最近、メディアの「発言の自由」の振りかざしはどうなの? と思うことも多いから、問題作として充分機能するのかもしれない。

でも。いかんせん浅い、薄い印象を受けました。
妻夫木くん演じる犯人がなんで役所さん演じるキャスターを標的にしたのか、親殺しはまだしもなんでレポート提出の敵を簡単に殺すようになったのか、そしてメディアを手中におさめることによって何を得たかったのか。さらに彼を慕う仲間達は何で彼を神様扱いしたのか。そこまでのカリスマ性を感じるようなエピソードってあったのかなぁ?
でも段々殺し方や殺す動機が稚拙で性急なものになっていく様子は小説の模倣犯もだったような。連続殺人犯とはそういうものなんでしょうか。

んでもって。こっからはアホ丸出しで。

あのー、妻夫木くんがヤバかった。エロかわいかった。まだまだ細いけど、サル @ IWGPの頃と比べると「お、おっとこになったねぇ〜(細目)」なんちてね。たのしかった。
そんでもって大好きなきれいきれいな京香さん。相変わらずのステキぶり(んでもつい「監察医に解剖してもらったらすぐ犯人わかるんじゃないのんっ」とつっこんでしまいましたが)。