sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

BENT @ PARCO劇場

お友達に誘われ、前情報をほとんど入れずに観劇。
以下、ネタバレです。






…イマイチでしたな。
つか退屈でした。
体調の悪さも手伝って途中居眠りしてしまいました。
舞台をみながら居眠りなんて初めてでちょっとびっくりです。


ヒットラー政権下ドイツの強制収容所での、男同士の極限の愛の物語」
…そうですか。
きっと以前の舞台や映画など何度も上演されていますし、名作なのだとは思いますが、どうにも伝わってこなかったです。
まず「極限状態で愛し合っている二人」がそのように見えないんです。そして「極限状態」そのものも。


なんかですね、うがってみてるなーとは思いますが「このメンバーで同性愛の舞台なんだから、同性愛好きの女どもを満足させときゃいいじゃん」てな匂いがするんですよぉ。

しょっぱなから永島克さんが超ビキニパンツで現れ、
篠井さん登場場面ではムダにいい体した男性が数人、衣装といえるのかどうか?てな際どい衣装で出てきたり。
キッペイやエンケンさんもよく脱ぐ。
途中、収容所に向かう列車の中で別室で殺されてしまう人がいたんですが、拷問(?)を受けてるときの叫び声も中途半端にセクシーな声だったりして。
(ここは残忍にやっといてどれだけの極限状態かを見せるべき場面だと思うんですけどねぇ)


さらに、途中休憩でトイレに行った時に、上記の篠井さんのツレの男性たちをさして「あんなすごい衣装着てる男の人初めてみた〜♪」とはしゃぐ女性に遭遇して…。





もうごめんなさい。


もちっとメリハリある演出で、考えさせられる舞台として見たかったです。



ま、チェックし忘れていたPARCO劇場でのタ・マニネ「ワニを素手でつかまえる方法」のチケットを無事入手できたのでそれでよかったよ、と思うことにします。